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原祐子准教授が令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞

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2022.06.01

原祐子准教授(情報通信コース 主担当)が、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めたとして、令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞しました。文部科学省が4月8日、発表しました。表彰式は4月20日、文部科学省(東京都千代田区)で行われました。

若手科学者賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者を対象としています。令和4年度は98名が受賞しました。

東京工業大学においては、原祐子准教授を含む12名の関係者が令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞しました。受賞者の詳細については、東工大ニュース:「東工大関係者12名が令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞」別窓をご覧ください。

若手科学者賞

 原祐子 工学院 情報通信系 准教授

 受賞業績:低消費電力かつ高信頼な組み込みシステム設計に関する研究

原准教授

原准教授

組み込みシステムの低消費電力化と高信頼化(耐故障性や情報を保護できる性質)は、今後の情報通信社会においてますます重要な課題となります。特にアプリケーションやサービスが多様化する中、それぞれのアプリケーションに特化した組み込みシステム(ハードウェアおよびソフトウェア)を体系的に設計可能な技術を確立することは、学術的にも産業的にも大きな意義を持ちます。今回の賞では、組み込みシステムの設計技術評価基盤の開発・オープンソース化、低消費電力・高信頼化設計技術の開発、ならびに、それらの技術を活用したプロトタイプ試作による有効性の実証という、組み込みシステム設計に関わる一連の研究成果による貢献を高く評価していただきました。
この度、このような栄誉ある賞を受賞することができ、大変光栄に感じております。この場をお借りして、研究室の学生、共同研究者、学内外関係者の方々のご支援に厚く御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も研究・教育活動に励んで参ります。

リアルタイムにヘルスケア等の異常検出可能な小型・低消費電力な組み込みシステム

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