2019年度実施大学院修士課程入学試験(2019年9月入学および2020年4月入学)の建築学系B日程『筆答試験』の内容変更について
2019 年8 月実施予定の大学院修士課程入学試験では、建築学系のB 日程『筆答試験』を以下の通り変更します。
1. 午前の試験を建築学系と土木・環境工学系とで分けて実施します
- 2018 年度(平成30 年度)実施の入学試験までは、午前の試験問題を「建築学、土木・環境工学(共通科目)」として出題していました。2019 年度実施の入学試験からは、建築学系と土木・環境工学系は個別に試験を実施いたします。
2. 出願時に選択する午後の試験の科目を変更します。
- 出願時には、A(即日設計)、B(建築学科目)の2科目から1科目を選択してください。
- 2018 年度実施のU(都市学科目)は、2019 年度実施よりB(建築学科目)に統合します。
3. 午前の試験の出題範囲、内容、選択方式を変更します。
- 午前の試験を「建築学系(共通科目)」とし、建築学系の受験者全員が解答するものとします。
- 2018 年度実施の入学試験(午前)における「建築学、土木・環境工学(共通科目)」の問題Ⅱ(土木・数理学)は、「建築学系(共通科目)」の出題範囲には入りません。
- 「建築学系(共通科目)」は、第Ⅰ群(「建築歴史・意匠」、「都市・まちづくり」、「建築環境・設備工学」)から大問2問、第Ⅱ群(「建築計画」、「建築構造・構造力学」、「建築材料・施工」)から大問2問を解答時にそれぞれ選択し、合計4問の大問に解答してください。
- 「建築学系(共通科目)」の試験時間は、2018 年度実施と同じく、午前9:30〜11:00の正味1時間30 分です。
- 出題内容については、後日公開します想定問題を参考にしてください。
4. 午後の試験の出題範囲、内容、選択方式を変更します。
- A(即日設計)は、2018 年度実施のA(建築デザイン科目)を参考にしてください。
- A(即日設計)の試験時間は、2018 年度実施のA(建築デザイン科目)と同じく、午後1:30〜5:30 の正味4時間です。
- B(建築学科目)は、「建築計画」「都市・まちづくり」「建築構造・構造力学」「建築環境・設備工学」「建築材料・施工」「建築歴史・意匠(小論文)」の6分野より、試験問題解答時に希望指導教員の指定する分野を選択して解答してください。
- B(建築学科目)の試験時間は、2018 年度実施と同じく、午後1:30〜3:30 の正味2時間です。
- 出題内容については、後日公開します想定問題を参考にしてください。
5. 土木・環境工学系の筆答専門試験科目を建築学系の筆答専門試験科目に代えて受験することは可とします。
- その場合は、午前、午後を通じて、土木・環境工学系の科目を受験することになります。土木・環境工学系のB 日程『筆答試験』については、土木・環境工学系が提供する情報を確認してください。
参考:
〇従前(2018 年度まで)
午前 (共通科目、1.5時間) |
建築学系と土木・環境工学系の共通科目 (Ⅰ: 建築学、Ⅱ: 土木・数理学、Ⅲ: 都市学、Ⅳ: 小論文から一つ選択) |
午後 (専門科目、2~4時間) |
土木・環境工学系 |
C: 土木・環境工学科目(構造力学、水理学、土質力学、コンクリート工学、土木計画学から10問出題、5問解答.3時間) |
M: 数理学科目(応用数学、地震学、流体・熱力学、応用力学から8問出題、4問解答.2時間) |
建築学系 |
A(建築デザイン科目)(即日設計.4時間) |
B(建築学科目)(建築計画、建築構造・構造力学、建築環境・設備工学、建築材料・施工の4分野から1分野選択.2時間) |
U(都市学科目)(都市/公共政策、コミュニティ・デザイン/まちづくり、景観/観光の3分野から2分野選択.2時間) |
※午後の専門科目は、志望する教員が指定する科目を受験(志望する教員によっては土木・環境工学系の科目も選択可能)。
●2019 年度から
午前
(共通科目、1.5時間) |
建築学系共通科目
(第Ⅰ群から大問2問、第Ⅱ群から大問2問解答.
第Ⅰ群: 「建築歴史・意匠」、「都市・まちづくり」、「建築環境・設備工学」
第Ⅱ群: 「建築計画」、「建築構造・構造力学」、「建築材料・施工」) |
午後
(専門科目) |
A(即日設計) (4 時間) |
B(建築学科目)(「建築計画」「都市・まちづくり」「建築構造・構造力学」「建築環境・設備工学」「建築材料・施工」「建築歴史・意匠(小論文)」
の6分野より1分野選択、2時間) |
※午後の専門科目は、志望する教員が指定する科目を受験(志望する教員によっては土木・環境工学系の科目も選択可能)。
※午後に建築学系のA(即日設計)、若しくは、B(建築学科目)を受験する場合は、午前中に建築学系の共通科目を受験する必要があります。
※午後に土木・環境工学系の専門科目を受験する場合は、午前中に土木・環境工学系の基礎科目を受験する必要があります。