未来

「最適解がない課題」を考えに考え抜くおもしろさ

環境・社会理工学院 建築学系
学士課程3年(2018年度)

木原 葉子 さん

木原 葉子さん

現在受講している講義のうち、ご自身の系で特徴的な講義名を教えてください。
「設計製図」です。
上述した講義の内容を教えてください。
2年目の第1クォーターは有名建築のトレースから学び、第2クォーター以降は自分の設計課題に取り組む授業です。第2クォーターは「家族のための別荘設計」、第3クォーターは「東工大学生のための建築設計」、第4クォーターは「都内に集合住宅を設計するグループ課題」でした。週に2回のエスキスの時間までに自分の提案を図面や模型にして先生やTAからエスキスしてもらいながら自分の作品を完成させます。2年目は手書き図面なので最後の2週間は図面をずっと描き続けて自分の作品がよく見える図面を完成させます。
上述した講義の楽しさ・魅力を教えてください。
設計製図は、最適解がわからない課題なので、何がいいものかを自分なりに考えているときのもやもやがたまりません。一つの問題を解決したと思いきやまた問題が発生し、悩んでいるときに、先生にエスキスしてもらった瞬間パッと問題が解決したりそのヒントがもらえた時のすっきり感も楽しいです。なにより模型を作っているときは楽しくて仕方がありません。自分が設計したものが模型でも実現した時はとてもワクワクします。その建物で自分自身がどんな生活をするのか考えることも楽しいです。
東工大でのこれからの未来・あなたが抱く夢を教えてください。
毎日何かしらの新しいものや考えを発見し、設計などに生かしてどんどん飛躍すること。建築学のみにとらわれず、様々なことに興味を持てる人になること。そして建築を通して大学生活を楽しむこと。誰よりも建築学を楽しむこと。周りが私をみて、今の大学で学ぶ学問を本気で楽しんでいるんだなって思うくらい充実した大学生活を送りたいです。

※記事の内容は取材当時のものです

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