社会・人間科学系 News
中野民夫教授(社会・人間科学コース 主担当)が、特に優れた業績をあげた東工大関係者と大学院課程学生に贈られる2021年度(令和3年度)手島精一記念研究賞 著述賞を受賞し、授与式が4月11日に大岡山キャンパス東工大蔵前会館で行なわれました。
2021年度の手島精一記念研究賞(研究論文賞、博士論文賞、留学生研究賞、発明賞、若手研究賞(藤野・中村賞)および著述賞の6つの賞20件)の受賞者は計27名で、益一哉学長より賞状と副賞が授与されました。
『学び合う場のつくり方—本当の学びへのファシリテーション』は、東工大の新入生必修授業「立志プロジェクト」の少人数クラスなどの事例を元に、「教える」より「学び合う」場を創るファシリテーションのノウハウや意義についてまとめた著作です。
手島精一記念研究賞は、東京工業大学の前身である東京工業学校及び東京高等工業学校の校長として25年有余にわたり工業教育に努め、日本の工業教育の進展のために多大な貢献を果たした手島精一校長が1917年に退官した際、その功績を称えるため、当時の政界、財界、教育界の諸名士が発起人となって募金が行われ、設けられたものです。創設以来、本学関係者及び本学大学院学生の研究を奨励し、多くの優れた業績の栄誉を称えています。