社会・人間科学系 News
本学ではインターネット上で誰でも受講可能なオンライン講座(MOOC※)を2015年10月から提供しています。
2019年7月には新しいMOOCとして「Basic Japanese Civil Law」(ベーシック・ジャパニーズ・シビル・ロー)をMOOC配信プラットフォームのedX(エディックス)より公開しました。このMOOCでは契約や財産、労働、家族など、生活に密接に関わる日本の法律を英語で学ぶことができます。
日本に暮らす外国人の方、日本への留学や日本で働くことを目指す外国人の方に最適な内容になっています。また講義動画のなかでは、本学MOOCのマスコットキャラクター「大岡山さくら」が受講者の学習を支援します。
本MOOCの開発を担当した環境・社会理工学院社会人間系の金子宏直准教授は、「このMOOCは、本学で開講している英語開講科目(Law (Civil Law) A:法学(民事法)A )を元に開発されました。講義ではほぼ同数の留学生(6ヵ国)と日本人学生がディスカッションを通じて一緒に英語で法律を学習しています。教育革新センターの全面的な支援によりMOOCが制作されたことで、学外の多くの方に日本の法律を学んでいただくとともに、本学学生の予習復習に大変役立つと期待しています」と述べています。
以下のページから、無料で受講することができます。この機会に是非、東工大のオンライン授業で学んでみてください。
インターネット上で誰もが受講できる授業です。2012年に主要なMOOC配信プラットフォームが立ち上がって以降、急速に拡大を続けており、2018年には世界の900を超える大学等の高等教育機関から11,000のMOOCが提供されています。本学のMOOC開発は教育革新センター・オンライン教育開発室が担当しており、マサチューセッツ工科大学とハーバード大学が設立したMOOC配信プラットフォームedXにて「TokyoTechX」(トーキョー テック エックス)として世界に向けて配信しています。