教育

社会・人間科学コース(大学院課程)学びの体系

「広さ」と「深さ」
を兼ね備えたプロフェッショナルを育てるカリキュラム。

社会・人間科学コースのカリキュラムは、「広さ」のための共通科目と「深さ」のための分野別科目からなり、それぞれは、価値形成と問題解決のプロフェッショナルに必要なさまざまな能力を修得できるよう、重層的に体系化された多くの科目群から構成されています。

    • 東京工業大学
    • 他大学・
      高専専攻科等
  1. 入学試験

     
    学士課程から修士課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  2. 修士課程
    ( 2年 )※1

    科目コード:400番台~500番台

    400番台以降の大学院科目として、人文学・社会科学・理工学などの知識・専門性の面でのバックグラウンドや、経歴・経験などの面でのバックグラウンドを活かして、人間・社会・科学技術に関わる問題に取り組むリーダーに必要な知識と能力を身につけられるように構成されています。人文学・社会科学・理工学の広い知識と、政治・法律・行政、教育・福祉・健康、文化・芸術、科学技術社会、認知・数理・情報などの分野における領域固有の知識、また、批判的な分析統合能力・互恵的な関係構築能力・多分野多文化間の対話発信能力などの汎用的技能、多様な知識構造・価値観・世界観の理解などのメタ認知、そして、高い倫理観・ 感受性・柔軟性・責任感・積極性などの豊かな人間性、さらには、洞察能力・省察能力・翻訳能力などのブリッジ能力を体系的に修得することができます。

    • 講究科目群
      高い専門性、分析統合能力、価値形成力、問題解決力の涵養のために、各教員がそれぞれの専門性に基づいて担当します。
    • 共通プロジェクト対話発信科目群
      広い知識、関係構築力、対話発信能力、多様な知識構造、ブリッジ能力を修得するプロジェクト型科目です。個人やグループで、プレゼンテーション、ポスター発表、論文・レポート作成、ディベート等を行います。学年・課程を縦に貫いて対話発信を実践し、「発信型」コミュニケーション能力と豊かな人間性を獲得します。
    • 関係構築科目群
      互恵的な関係構築能力の修得、多様な価値観・世界観の理解、豊かな人間性の獲得のために、留学・国際学会発表、国際集中セミナー、国際ワークショップ、国際インターンシップなどへの参加や、学術集会、集中セミナー、ワークショップなどの企画・運営・支援を行います。
    • 分析統合科目群
      広い知識、分析統合能力、多様な知識構造、そして、洞察能力・省察能力・翻訳能力からなるブリッジ能力の修得のために、人文学・社会科学系出身者は理工系の、理工系出身者は人文学・社会科学系の、基礎知識と分析統合方法を学びます。「受信型」コミュニケーション能力の獲得に役立ちます。
    • 政治・法律・行政分野科目群
      政治、法律、行政、経済、社会等の専門的知識と方法論を身につけ、価値形成と問題解決につなげるための科目群で、特論と方法論からなります。
    • 文化・芸術分野科目群
      芸術、文学、文化人類学、哲学、歴史等の専門的知識と方法論を身につけ、価値形成と問題解決につなげるための科目群で、特論と方法論からなります。
    • 科学技術社会分野科目群
      科学史・科学論、技術史・技術論、科学哲学、科学技術倫理、科学技術政策、科学技術コミュニケーション等の専門的知識と方法論を身につけ、価値形成と問題解決につなげるための科目群で、特論と方法論からなります。
    • 教育・福祉・健康分野科目群
      教育、心理、健康・スポーツ科学等の専門的知識と方法論を身につけ、価値形成と問題解決につなげるための科目群で、特論と方法論からなります。
    • 教育・認知分野科目群
      「教育・福祉・健康分野」と「認知・数理・情報分野」の中の教職課程認定科目からなります。
    • 認知・数理・情報分野科目群
      認知科学、数理科学、情報、言語、意思決定等の専門的知識と方法論を身につけ、価値形成と問題解決につなげるための科目群で、特論と方法論からなります。

    ※1修士課程を2年間で修了する標準的なモデルを示しています。

    1. 修了

    2. 進学審査
      修士課程から博士後期課程に進むには進学の審査に合格する必要があります。
    1. 他大学・社会人

    2. 入学試験
      他大学から博士後期課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  3. 博士後期課程
    ( 3年 )※2

    科目コード:600番台

    人文学・社会科学・理工学などの知識・専門性の面でのバックグラウンドや、経歴・経験などの面でのバックグラウンドを活かして、人間・社会・科学技術に関わる問題に取り組むリーダーに必要な知識と能力を身につけられるように構成されています。修士課程で学ぶことができる広い知識と高い専門性、メタ認知、人間性、ブリッジ能力などに加え、人間・社会・科学技術に関連する諸学の密接な連携による専門学術研究の発展に貢献し、自らの専門性を人間・社会・科学技術が関わる価値形成と問題解決に活かすための知識と能力を体系的に修得することができます。

    • 講究科目群
      高い専門性、分析統合能力、価値形成力、問題解決力の涵養のために、各教員がそれぞれの専門性に基づいて担当します。専門学術研究力と専門活用力を身につけます。
    • 共通プロジェクト対話発信科目群
      広い知識、関係構築力、対話発信能力、多様な知識構造、ブリッジ能力を修得するプロジェクト型科目です。個人やグループで、プレゼンテーション、ポスター発表、論文・レポート作成、ディベート等を行います。学年・課程を縦に貫いて対話発信を実践し、「発信型」コミュニケーション能力と豊かな人間性を獲得します。
    • 支援実習キャリア科目群
      専門学術研究力と専門活用力を活かして、演習やプロジェクト研究の実践力を養う実践科目です。演習科目やプロジェクト科目、講究科目等の運営支援を行うことで、リーダーに必要な価値形成力と問題解決力を修得します。
    • 関係構築科目群
      互恵的な関係構築能力の修得、多様な価値観・世界観の理解、豊かな人間性の獲得のため、また、高い専門性、分析統合能力、価値形成力、問題解決力の獲得のため、留学、インターンシップなどへの参加や、学術集会、集中セミナー、ワークショップなどの企画・運営・支援を行います。
    • 政治・法律・行政分野科目群
      政治、法律、行政、経済、社会等の専門的知識と方法論を修得・活用し、研究プロジェクトを立案・遂行するための実践力と、価値形成力・問題解決力を獲得します。
    • 教育・福祉・健康分野科目群
      教育、心理、健康・スポーツ科学等の専門的知識と方法論を修得・活用し、研究プロジェクトを立案・遂行するための実践力と、価値形成力・問題解決力を獲得します。
    • 文化・芸術分野科目群
      芸術、文学、文化人類学、哲学、歴史等の専門的知識と方法論を修得・活用し、研究プロジェクトを立案・遂行するための実践力と、価値形成力・問題解決力を獲得します。
    • 科学技術社会分野科目群
      科学史・科学論、技術史・技術論、科学哲学、科学技術倫理、科学技術政策、科学技術コミュニケーション等の専門的知識と方法論を修得・活用し、研究プロジェクトを立案・遂行するための実践力と、価値形成力・問題解決力を獲得します。
    • 認知・数理・情報分野科目群
      認知科学、数理科学、情報、言語、意思決定等の専門的知識と方法論を修得・活用し、研究プロジェクトを立案・遂行するための実践力と、価値形成力・問題解決力を獲得します。

    ※2博士後期課程を3年間で修了する標準的なモデルを示しています。

  4. 修了

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