社会・人間科学系 News
11月4日放送予定のNHK BSプレミアム「ヒューマニエンス〜潜在能力」に、東京工業大学 科学技術創成研究院 未来の人類研究センター長でリベラルアーツ研究教育院の伊藤亜紗教授(社会・人間科学コース 主担当)が出演します。
当番組は、不確かで不思議な存在である人間の真の姿に迫っていく科学番組です。今回は人間の持つ「潜在能力」の秘密を探ります。
取材では、伊藤教授の著書「目の見えない人は世界をどう見ているのか」(光文社新書)の中にも登場した木下路徳さんとともに大岡山キャンパスを歩きました。
人間にはさまざまな潜在能力があると言われますが、その人がその能力を開花させるに至った背景には、しばしば切実な思いや止むに止まれぬ必要性があったはずです。私は、そうした人それぞれの人生の物語の重要性についてコメントしました。番組では目の見えない人の感覚の働き方について脳科学の観点から分析がされるそうで、楽しみです。