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【ハイブリッド開催】東京科学大学幾何セミナー:神田 秀峰 氏

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日程
2025年4月25日(金)
時間
16:00~18:00 (JST)
場所
本館3階 H352セミナー室で対面、Zoomのハイブリッド形式で開催する予定です。
Zoom URLは https://sites.google.com/view/titech-geom-seminar/home をご確認ください。

Venue: 352 Seminar Room (Main building of Ookayama campus, Tokyo Tech)/ Zoom (URL is announced on https://sites.google.com/view/titech-geom-seminar/home )
講師
神田 秀峰 氏(東京大学)
Title:
LCK幾何学におけるOeljeklaus-Toma多様体の特徴づけ
Abstract
Oeljeklaus–Toma(OT)多様体はKähler計量を持たない複素多様体の例として知られ, 井上曲面の高次元への一般化とみなされている. OT多様体は数論的データを用いて構成される可解多様体であり, いくつかのOT多様体は局所共形Kähler(LCK)計量を持つ. これによりLCK計量を持つ可解多様体が大量に構成されたことになり, OT多様体はLCK幾何における重要な例として盛んに研究されてきた. その構成は技巧的に見えるが, LCK計量をもつ可解多様体はこれまでOT多様体を除いて簡単なものしか知られていない.本講演では, ある種の可解多様体がLCK計量を持つならば, それは本質的にOT多様体と一致することを示す. 幾何学的な制約から数論が現れることから, 本結果はある種の可解多様体の構成において, 数論的議論を用いることの必然性を示唆していると言える. 本講演はプレプリントarXiv:2502.12500の内容に基づく.

詳細は https://sites.google.com/view/titech-geom-seminar/home を参照してください。  

更新日:2025.04.07

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