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【ハイブリッドによる開催】東工大 数論・幾何学セミナー:吉川 翔 氏

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日程
2023年10月6日(金)
時間
16:30~17:30
場所
東京工業大学 大岡山キャンパス本館1階М103(H114)講義室とオンライン
※ミーティングのURL・番号等は下記のページに掲載しています。
http://www.math.titech.ac.jp/~purkait/AGS/AGSeminarTIT.html#present

いつもと時間と場所が異なりますのでご注意ください。
講師
吉川 翔 氏(東京工業大学)
備考
お問い合わせ先
東京工業大学理学院数学事務室 
jimu[at]math.titech.ac.jp  ([at]は半角@に置き換えてください。)
講演タイトル
混合標数の極小モデル理論
アブストラクト
 極小モデル理論とは,与えられた多様体に対し,よりよい多様体への双有理変形を与えるプログラムである「極小モデルプログラム」に関する理論である.例えば曲面の場合,(-1)-曲線の収縮を繰り返すことにより,(-1)-曲線の存在しない曲面を得ることができる.これが曲面の場合の極小モデルプログラムである.高次元の場合にはより複雑な操作を考える必要があることが知られている.極小モデル理論における主な問題は「極小モデルでない場合にその操作が続けられること」および「その操作の繰り返しにより極小モデルがえられること」の二つである.
 初めは複素数体上の多様体について考察されたが,最近になって正標数や混合標数の場合にも極小モデル理論が研究されている.この講演では,極小モデル理論の発展を簡単に振り返った後,混合標数の場合について詳しく紹介する.特に,Bhattによる混合標数の消滅定理が極小モデル理論にどう使われたかを中心に解説する.

 ※ 詳細はこちら

更新日:2023.09.26

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