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東工大 幾何セミナー: 松村 慎一 氏

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日程
2019年7月26日(金)
時間
16:30~18:00
場所
本館2階H225セミナー室  
※ いつもと部屋が違いますのでご注意ください。
講師
松村 慎一 氏 (東北大学)
講演タイトル
Positivity of tangent bundles and rational curves
アブストラクト
 射影多様体の有理曲線のなす幾何学と接ベクトル束の曲率の正値性の間の関係について話します. 有理曲線とは1次元複素射影空間の(定値でない)正則写像による像であり, 有理曲線の存在/非存在は多様体の曲がり具合と密接に関係することが知られています.
例えば有名な結果として(弱)Fano多様体は有理連結(任意の2点を結ぶ有理曲線の鎖が存在する)ことが知られています.
本講演では, 射影多様体の有理連結性の微分幾何的な特徴付けに関するYang予想について概説し, その後に, 有理連結性と正則断面曲率/反標準束の正値性に関する講演者の結果について解説します.

更新日:2019.05.15

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