地球惑星科学系 News

メルボルン大学研究者の地惑訪問

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2023.06.28

2023年6月26日、メルボルン大学(School of Geography, Earth and Atmospheric Sciences)のAshlea Waingwright博士が地球惑星科学系及び地球生命研究所を訪問し、研究室と地球史資料館の見学、ならびに特別セミナーを行いました。Waingwright博士の専門は同位体地球化学であり、地球史試料の年代学に基づく初期地球進化に関する研究を行ってきました。その経験を活かし、現在ではメルボルン大学・同位体地球化学研究室のAssistant Managerとして、最先端の実験装置の運用および維持管理を行っています。


今回のWaingwright博士の訪日は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の地球外物質研究グループがホストとなり、実現しました。JAXAと豪州宇宙庁は、探査機「はやぶさ」・「はやぶさ2」の帰還に際し、ウーメラ地区における試料カプセル回収で密接な協力体制を構築してきました。JAXAと豪州は今後、宇宙・惑星探査関連で更なる連携強化とサイエンス協力を目指しています。その一環として、豪州のトップスクールであるメルボルン大学からWaingwright博士が来日し、はやぶさ2が採取した小惑星リュウグウ試料の初期分析を実施した研究機関の一つである東工大を訪問することになりました。


一方、東工大においても、メルボルン大学との関係強化を目指した動きがあります。2022年6月には、メルボルン大学の副学長一行が東工大を訪問し、将来的な多分野における研究連携を構築するための意見交換会が行われました。2023年6月30日にも、メルボルン大学代表団の東工大再訪問が予定されています。このような背景から、Waingwright博士の東工大訪問は、地球惑星科学分野における両大学の研究連携を具現化するための第一歩として貴重な機会であり、今後、大学院生を含めた人的交流や共同研究へと発展することが期待されます。


特別セミナー:2023年6月26日 17:30-18:30


Title: Using a variety of geochemical tools to understand Archean geodynamics


Abstract: The Archean remains relatively unknown due to the scarcity of the rock record, and the highly metamorphosed nature of the rock that remains. To understand the global geodynamic regime that was operating during the Archean requires us to be able to peer through this alteration, for which we have a number of tools at our disposal. I will present 142Nd data from greenstone belts, and UPb & Hf in detrital zircons to track early differentiation events. In conjunction with Re-Os model ages for mantle xenoliths, we can begin to construct a picture of the geodynamical regime(s) that operated on the early Earth.


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