材料系 News

バッハ研究室 ―研究室紹介 #64―

有機材料のナノ世界を垣間見る

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2017.09.29

材料系では「金属」「有機材料」「無機材料」の3つの分野にフォーカスし、独創的かつ挑戦的な研究・開発を推進しています。

研究室紹介シリーズでは、ひとつの研究室にスポットを当てて研究テーマや研究成果を紹介。今回は、単一分子からの発光を測定し、有機材料のナノスケール特性を研究する、バッハ研究室です。

教授 バッハ・マーティン

有機材料分野
材料コース・エネルギーコース
研究室:大岡山キャンパス・南8号館608号室、607号室
教授 バッハ・マーティン、助教 平田修造

研究分野 有機材料のナノスケール特性 / 有機分子エレクトロニクス / 1分子科学
Webサイト バッハ研究室別窓
バッハ・マーティン - 研究者詳細情報(STAR Search)別窓

研究内容と目指すもの

近年、ナノ科学および計測技術の進歩によって、有機材料や高分子材料のナノ構造と物性の評価・解析が進んでいる。特に、ナノスケールにおける物性解析のための新手法として、単一分子分光法および計測法が着目されている。個々の分子、高分子鎖やそれらのナノ構造体からの蛍光を測定し、静的あるいは動的な特性の不均一性を観察することによって、材料の構造と分子運動、さらには光物性について新たな知見が得られることが明らかとなってきている。我々は、単一分子分光法を用いて有機材料、高分子材料、ナノ構造体などのナノスケール構造及びそのダイナミックス、光物理特性及び過程、光電子デバイスのナノスケール特性の研究を行っている。

遂行する研究テーマ

単一分子科学/粒子科学、共役高分子の配座と光物理特性、有機・高分子薄膜のナノスケール物性、光合成補集アンテナの構造と機能、有機EL素子のナノスケール特性、局在プラズモンと分子の励起子相互作用、ナノ粒子の起伏状態ダイナミクス

材料系の全研究室を紹介したパンフレットは広報誌ページでご覧いただけます。

お問い合わせ先

教授 バッハ・マーティン
E-mail : vacha.m.aa@m.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-2425

助教 平田修造
E-mail : khirata.s.af@m.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-3643

※この内容は2016年4月発行の材料系 有機材料分野パンフレットPDFによります。最新の研究内容については各研究室にお問合せください。

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