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東工大 複素解析セミナー: 田辺 正晴 氏・志賀 啓成 氏・松崎 克彦 氏

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日程
2024年2月14日(水)
時間
10:00~16:00
場所
本館2階H213セミナー室
10:00~11:00
講演者:田辺 正晴 氏(東京工業大学)
タイトル:リーマン面間の正則写像とヤコビ多様体
概要:種数2以上のコンパクトリーマン面間の正則写像には様々な剛性定理がある.これらの中から,正則写像をヤコビ多様体間の準同型写像に拡張し,そこで定義されるノルムを使うことにより得られる緒結果,正則写像の数の有限性や 2つの異なる正則写像の一致点の数の制限について紹介する.

11:15~12:15
講演者:志賀 啓成 氏(京都産業大学)
タイトル:Notes on convex polygons and right angled polygons in the hyperbolic plane
概要:双曲幾何における三角法は双曲平面での多角形に多くの情報を与えてくれる.本講演では凸多角形と直角多角形についての最近の考察・観察と計算結果について報告する.

15:00~16:00
講演者:松崎 克彦 氏(早稲田大学)
タイトル:可積分タイヒミュラー空間の理論
概要:可積分タイヒミュラー空間はヴェイユ・ピーターソン曲線のパラメーター空間として近年関心がもたれている.可積分性の指数を一般化することにより理論の拡張が試みられてきたが,曲線族の表現とそれを定義する関数空間上の作用素に関する従来からある調和解析的な議論に依存する部分が大きかった.この講演では,これらの不可欠な部分を残しながらも,複素解析的なタイヒミュラー空間論の視点である曲線の同時一意化により,理論全体が整備される様子を説明する.

更新日:2024.01.23

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