未来

東工大発、私の第四次産業革命。人工知能と歩んだ15ヵ年計画

株式会社リクルートホールディングス
Recruit Institute of Technology推進室
室長

石山 洸 さん

石山 洸さん

現在の仕事について教えてください。
リクルートの人工知能研究所を統括しています。2015年4月に設立した後、同11月にGoogle Research出身のAlon Halvey氏をトップに起用。また、米国ボストンに拠点を持つ汎用機械学習プラットフォームを提供するDataRobotへ出資し、現在、日本を代表する人工知能の研究所となっています。同研究所では、リクルートが目指すのひとつのマイルストーンである「2020年に人材領域でグローバルNo.1」になるための人工知能のR&Dに取り組んでいます。
東工大での経験や学びは、いまの仕事にどう活きていますか?
修士2年間で論文を18本発表。中でも印象に残ったのは、アラン・ケイが名誉委員長を務める国際学会C5。(1)グーテンベルクの活版印刷技術→(2)メディアとしての聖書の普及→(3)識字率の向上→(4)宗教革命へと至った四位一体のメディアレボリューションの構図に対して、コンピューター科学はどんな革命を実現しうるのか。それを考えるのが科学者として最も重要なミッションであるというアラン・ケイの言葉に刺激を受け、リクルートへ入社。同社のデジタル化へのパラダイムシフト、そして、AI研究所の設立に貢献しました。
今後の目標を教えてください。
現在、人工知能を中核とした第四次産業革命に期待が高まる中、リクルートでの業務と並行して、政府の人工知能技術戦略会議が設置した産業連携会議で構成員を務めています。東工大への入学前は、私立大学の商学部に通う文系の学生でした。そんな中、(1)まずは自分が理転して人工知能を学び→(2)リクルート入社して人工知能を導入し→(3)政府委員を務める中で日本全体へ人工知能を浸透させ→(4)リクルートのグローバル化とともに世界全体へ人工知能を浸透させるという4段階の目標を設定。2005年にアラン・ケイに会って始まった15ヵ年計画は、2020年の第四次産業革命の実現を目指します。
最後に、東工大を目指す人に一言お願いします。
自分に革命が起きれば、世界に革命が起きる。
東工大での研究は、世界に革命を起こしうる高いレベルの着想を得る場として最適です!

いしやま・こう(新潟県出身)

2006年
株式会社リクルート入社
2014年
株式会社リクルートホールディングス メディアテクノロジーラボ 室長
2015年
株式会社リクルートホールディングス Recruit Institute of Technology推進室 室長

※記事の内容は取材当時のものです

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